テレビ紹介で話題になった人気商品「つきみいくら醤油漬」の開発秘話

テレビ紹介で話題になった人気商品「つきみいくら醤油漬」の開発秘話

昨年11月より発売を開始したつきみいくらの新しい味付け、「醤油漬」。
これまでのだし漬はそのままやお酒と楽しむように味付けが作られてましたが、
こちらの醤油漬は「ご飯に合う」をコンセプトに開発されました。
また、地上波放送のTBSテレビ「モニタリング」内でも、番組の企画の賞品に採用されるなど、注目を集めています
この記事ではつきみいくら醤油漬の商品の開発秘話をご紹介します。

 

イクラの最も人気の食べ方は?

2020年に発売を開始して以降、私たちはつきみいくらをたくさんの方にお届けしてきました。
アンケートや実際にお客さまにインタビューをして感想をきいていたところ、お客様の声で多かったのが、

「ご飯と一緒に食べた」

「ご飯に合う味付けが良い」

という意見でした。


毎年、買っていただいている方や贈答でお受け取りいただいた方は
お料理のちょっとしたアクセントやアレンジでお召し上がりいただくことが多いですが、
はじめてのつきみいくらをたべるときはやっぱりご飯にかけて食べたい、というのが、開発スタッフの家族も含めて共通する要望がありました

 

ご飯に合う味付けを目指して

そこで2023年1月につきみいくら醬油漬の開発が始まりました。
サクラマスのイクラはクセがなく、さっぱりした味が特徴です
ご飯に合うようにするには、ある程度の濃厚さが必要だと私たちは考えて
料理人さんと一緒に、味付けの開発に着手しました。

「ご飯に合う」をコンセプトにいくつかの味付けの候補を作り、その中から
もっともご飯に合う味を選び、その後に加工場と味の微調整や製造工程の確認をして、商品化にいたりました

 

濃厚でかつ色は金色を保つ
色を付けず味をつける難しさ

醤油漬の開発の中でもっとも難しかったのが、金色の見た目を損なうことなく、濃厚な味付けに仕上げることです。
通常のイクラの醤油漬は清酒、みりん、濃口しょうゆなどをベースにした調味液に浸して作ります。
すると赤いイクラがより、色づきいわゆるイクラの醤油漬けとなります。

一方でつきみいくらの場合は、同様の濃い口しょうゆを使った味付けをすると
金色が醤油の色でくすんでしまい、きれいな見た目になりませんでした。
そこで、だしをベースにした他の調味料を加えて
色がつかない、かつ濃厚で、ご飯に合うを実現できるように試行錯誤しました。

今回の醤油漬の決め手になったのは魚醤です。魚の天然旨味調味料ともいわれる魚醤を使い、
魚の濃厚な旨味をつきみいくらに補い、ご飯と食べた時の一体感、満足感が得られるよう仕上げました。
濃い口しょうゆのように色はつかず、でもしっかりとした旨味が感じられる本格的なイクラの味わいをお楽しみいただけます
試行錯誤を繰り返し、たどり着いたイクラ好きの方にこそ味わっていただきたい一品です

つきみいくら醬油漬をぜひ、ご飯と一緒にお召し上がりください。

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